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協会の概要

ごあいさつ

公益社団法人全国老人保健施設協会(略称:全老健)は、全国の老健施設の一致協力により、高齢者等が自立して生活できるよう、地域社会の健全な発展を図るとともに、サービスの質の向上確保に係る調査研究等を行い、高齢者等の保健医療の向上及び福祉の増進に寄与することを目的として、平成元年に社団法人として設立された全国組織です。平成23年には公益社団法人に移行し、現在、全国で約3,600の老健施設が会員として加入しております。

第11回定時社員総会において会長候補者にご推挙いただき、その後の理事会で全老健会長に選任されました。

私が8年前に初めて会長に立候補したとき、「我が国になくてはならない『強い老健』をつくる」と申し上げ、そのように活動して参りました。
介護保険法で老健施設は在宅支援・在宅復帰を行う施設であるとされ、特別養護老人ホームや介護医療院のような住まいとは一線を画す、まったく違う機能をもつ施設であることが法律上も規定されました。類型化もされ、今や機能の高い加算型以上の老健施設は全体の7割以上です。それだけ老健施設の機能は高まり、国民にも認知されつつあります。
さらに、会員との情報共有を約束し、就任1か月後には第1号のFAXニュースを発行し、直近では第99号を発行しました。今後も国からの情報を迅速かつ正確に発信していきます。

次期改定は診療報酬と介護報酬の同時改定です。同時改定では、「急性期から老健へ」を主張し、老健施設の生命線である稼働率を上げるため、その流れをつくりたいと考えております。また、老健施設のもつ医療機能・リハビリ機能にさらなる報酬上の評価を求めます。

8年前にも『強い老健』と申し上げましたが、今後ともさらに『強い老健』をめざして参ります。

全老健会員、老健施設の職員、並びに行政、関係団体の皆様の絶大なご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和4年7月

 

東 憲太郎

公益社団法人 全国老人保健施設協会 会長 東 憲太郎 (ひがし けんたろう)

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